短い答え

ケダルは、イブラーヒームの息子イスマーイールの次男でした。多くのアラブの系譜学者は、預言者ムハンマド(ﷺ)の血筋をケダルを通してイスマーイールにさかのぼらせています。そして聖書は、預言者(ﷺ)の到来を指し示す二つの預言の中でケダルの名を挙げています。イザヤ書42章は、諸国民にさばきをもたらす神の選ばれたしもべについて語ります。続いて「ケダルびとの住む村々」に声をあげるよう呼びかけます。そのしもべはケダルの一族から出ました。アラブ人を偶像から離れさせた預言者ムハンマド(ﷺ)です。イザヤ書60章は、「ケダルの羊の群れ」が神の祭壇に、その栄光の家において受け入れられると言います。毎年ハッジの時に、ムスリムはイブラーヒームとイスマーイールが建てた館のそばで犠牲を捧げます。ケダルがイスラエルの一部だったことは一度もありません。聖書は彼の民を、アラビアの砂漠の「ケダルの天幕」に置いています。こうしてケダルは、イスマーイールを通して、イブラーヒームの家族を最後の預言者(ﷺ)と結びつけているのです。

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